グル 楽しい思い出をありがとう!
家族の一員だったグルが2003.10.07永眠しました。 子供たちを育てる環境として田舎暮らしを選び、小川村に引越し木工房グルッペを立ち上げたのが1991年。 翌年の夏、長男の玄文が保育園に通い出し、昼間1人になった悠文の遊び相手にと、犬を飼う事にしました。 どんな犬でも好いと思っていたのですが、地元情報誌に載っていた「子犬譲ります」の記事で 見せてもらったラブラドールの優しさに感激し、その方に警察犬訓練所を紹介してもらい相談に行きました。 私たち家族を見た所長さんに、「ラブ」より「ゴールデン」の方が合っていると(何故?)勧められ、 ゴールデンレトリバーのメスの子犬を世話してもらうことになりました。 グルッペの犬だから名前は「グル」。来る前からそう決めていました。 1992.6.20四国の高知で生まれたグルは、飛行機に乗って松本空港に着き小川村の我が家にやって来ました。 それから11年3ヶ月。ひとつ屋根の下で一緒に暮らしてきました。 昨年、一時立てなくなりましたが、奇跡的に復活し、獣医の先生に「奇跡の子」と呼ばれました。 しかし、今年の夏再び頭部に炎症を起こし歩けなくなって2ヵ月半。ついに永眠しました。 グルのお陰で楽しい田舎暮らしができました。グル、ありがとう! そして、今までグルかわいがってくださった皆さんありがとう!グルの思い出の写真をまとめました。 優しくて、甘えん坊で、怖がりだったグルを思い出して下さい。
色々な思い出のパートナー グルッペのヒストリーの影役者 雑想の界 永らく有難う ペガサス天馬に習い 天国を羽ばたけ! 播泉(大阪のおじいちゃん)
1992年9月 我が家に来て2ヶ月(生後3ヶ月)のグル
我が家に来た日のちょっと不安そうなグル
裏の花梨畑を走るグル
お父さんに抱っこしてもらってうれしそう
ベビーベットがグルの居場所でした。でもグルは自由に出入りできます。ほら、顔が出てる! 玄文(5才)悠文(2才)は出られません。
悠文と相撲ごっこ。悠文の勝ち!
人のすぐ側で寝るのが大好き
体の割に脚が太い。これからもっと大きくなるぞ!
すぐグルの真似をする悠文。
秋になりずいぶん大きくなりました。 (グル生後4ヶ月位)
アンパンマンの悠文とグル
1993年5月。隣の中条村の虫倉山にハイキング。 道案内犬として活躍。でもこの後体中にダニが見つかって…大変でした。
グル。若いなぁ
玄文が放り投げた石を追いかけて海にダイビング。 水泳初体験。でもちゃんと犬かきで泳ぎました。
記念写真にはいつも登場。
1994年ひかるが生まれ、我が家は5人+1匹家族になりました。幼いひかると大きなグルが一緒にいることを心配する声もありましたが、グルがひかるを泣かすことは1度もありませんでした。むしろ一緒に子育てしていたようです。ひかるが何をしてもやさしく黙っているグルでした。
海水浴も一緒に行きました。泳ぐのは大好きでした。お父さんが呼ぶと泳いでついて行きますが、若い女の子たちを見つけるとすぐそちらに方向転換してしまい、大笑いされました。
1997年。出産間近のグル。すぐ真似する悠文とひかる。
お乳を吸う子犬たち。
厳寒の2月末。こんなにかわいい子犬が8匹産まれました。でも残念なことにグルがアルカリ乳を出す体質だったので、赤ちゃんたちは育ちませんでした。一生懸命に赤ちゃんの面倒を見るグルが健気でした。
1997年4月。ジャガイモの植付け。鍬で畝を作る玄文。
グルと悠文とひかるは待機中。
1997年4月。少し暖かくなったので外で昼ご飯。グルはいつもみんなの足元にいます。
ひかるとグルと悠文は団子になって遊びました。
1998年6月。駒ヶ根クラフトフェアにて。グルのおかげでお客さんが寄ってくれます。看板犬グル。
年賀状用の記念写真。グルをカメラに向かせるのがいつも一苦労。フィルム1本分くらい撮り直してグルが前を向いてくれたのを選びます。
グルはお父さんが大好き。
雪も大好き。けれどいつもはストーブの前の一番暖かい所に居ます
白馬へみんなでサイクリングへ行ったときも一緒。
だいぶ顔が白くなりました。
2002年5月。毎年来て遊んでくれる山内さんと散歩。
2002年夏。ハイエースの下で涼んで‥何を思う?
2002年秋。散歩の途中で柿をくれるのを待っているグル。柿は大好物。この後11月になって突然立てなくなる。
いつもの散歩コース。でも2002年の冬はグルがこの道を上がってくることは無かった‥
2003年4月。烏骨鶏とも仲良し。
6月。プールに入れてもらって気持ちよさそう。
7月。歩行がかなり不自由になりました。上の畑までがんばって歩いて…帰りは救助されたグル。
これが最後のブロマイド。
グルはこの工房の前で 1日を過ごしていました。 今もグルの心は ずっとここに居るに違いない。 グル。優しい時をありがとう。 あなたはいつまでも 私たちの家族の中に居る。 2003年10月7日。 やすらかに永眠。合掌。 柿の木の下 子らといっしょに グル眠る